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田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

雪国の冬をどう過ごすか ~ホウレンソウと啓翁桜~

大江町は山形県内では雪が少ない地域だが、例年150cmは積もる。雪が降る期間、農家はどうやって過ごすか。これは大きな問題だと思う。除雪作業をする、スキーのインストラクターをする、作物を作る、剪定をしてのんびり過ごす、など農家によって様々だ。うち…

りんごのふじは別格

2月半ばになると、りんごは青森県の独占となり、8月末までスーパーの棚に並ぶ。全国シェア60%*1に迫る圧倒的な量を生産していて、長野、山形、秋田を合わせても歯が立たない。蜜が入ると味の劣化が早くなるので、いかに蜜を入れずに作るかで勝負している。…

おいしいラ・フランスを食べたことがない!?

年末に帰京したら「おいしいラ・フランスをありがとう」と、多くの人に言われた。ラ・フランスは苦手だったけど、あれはトロッとして歯応えもあり、はじめておいしく食べたという人も。 帰省する前に師匠の家へ挨拶に伺った時、資材屋の方とラ・フランスの話…

週3回を目標に更新したい

謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます ブログの更新が滞ってしまったので、今年は週3回を目標に更新していこうと思う。 明日やろうでなく、今日やる。林修先生の「今でしょ」を実行していきたい。 今年4月で研修2年目となり、来年4月には独立する予定…

雪が積もり始めた

10日(土)から雪が積もり始めた。止むだろうと思いながら部屋で過ごしていると、あっという間に車の屋根や窓が雪で覆われる始末。これからが本番なのにビビッている。雪道の運転は慣れてない。エンジンブレーキを使い、アクセルとブレーキは一気に踏み込ま…

ラフランスの収穫と予冷

今年のラフランスの販売解禁日は、10月22日。とはいっても、食べ頃は保管の仕方にもよるが旬は今週あたりから始まる。収穫の解禁日もあって、今年は10月7日だった。が、台風18号の影響で強風による落下が心配されたので、4日に前倒しとなった。 師匠の畑には…

のんびりしていたら11月

気づいたら11月。あとはりんご(ふじ)の収穫を残すのみとなり、肥料まきや苗木の雪囲いなど細かい仕事をしながら10月後半は過ごしていた。で、明日は雪の予報。決して農業が嫌になったとか、リタイアしたとかではなく、ただブログの更新をサボっていただけ…

桃の収穫がおわった

桃の収穫が10月1日でおわった。光月という黄色の桃でかため。残りものには福があるじゃないが、おいしい桃だとおススメできる。袋掛けをせず、さらに9月下旬の長雨の影響で半分以上投げた(捨てた)。7本しかないとはいえ、散々な結果で収穫は気分が落ち込む…

枝豆(秘伝)収穫の手伝い

今年4月に独立した先輩Sさんの枝豆(秘伝)収穫を朝5時から6時30分まで手伝った。1年上のAさんも来たので計3人で3うね(距離は不明だがかなり長い)の枝豆を根っこから刈った。Aさんが上部を専用の農機具で刈り取り、その後、大きなハサミで根っこから1本ず…

マルシェに出店~かたい桃のおいしさが広まっている!?~

2日前の16日(金)、七日町レコルトマルシェに販売研修として出店した。七日町は山形駅から徒歩20分と少し離れているが、お洒落な店が立ち並ぶ繁華街で駅前より賑わっている。受入農家さんや先輩から提供してもらった果物や野菜を販売した。 値段は安い(安…

桃の価格~16、18玉を狙え~

上の写真は市場価格の速報で、JA出荷場に掲示してある。桃の大きさは、重さで決まる。25、22、20、18、16、15、13が標準規格(単位・玉)で、品種によっては28、12、11まで出荷できる。数字が小さくなるほど重たくなる。大きさと品質(特秀、秀、マル秀)で…

まどかの衝撃

桃は桃。一切れか二切れ食べれば十分だった。あの甘ったるさが堪えてあまり好きになれなかった。だが、まどかという品種を食べて一変した。雑味がなくてすっきりした甘さ。ほんのりした香り。もう一つ食べたくなるほどおいしい。大玉で日持ちもするので、生…

桃をもらって喜ばない人はいるのか

お盆休みに師匠が持たせてくれた桃(まどか)10個をできるだけ多くの人に食べてもらった。それだけでなく、桃について聞いたみたところ、嫌いな人はいなかった。むしろ、いただいて恐縮ですと故梨元勝のように反応することに驚いた。 有機野菜の個別宅配(直…

桃の収穫リレー

8月6日のあかつきが始まった桃の収穫。今月末まで続く予定だ。あかつき、まどか、川中島、ハネージュ、あぶくまとリレーしてきた。あぶくまは、あと2日で終わりそう。その後も伊達、さくらなどが控えている。 午前5時30分から午前7時まで収穫。朝食をとって…

モーレツに話したお盆休み

台風9号は北海道を抜けて、大江町は晴れて少し風が吹いている。夏はまだ続きそう。農家にお盆休みはない(雑仕事や草刈などはある)が、11日から16日まで帰省した。とにかく連日人に会って話した。東京に帰りたいではなく、東京の人とモーレツに話したかった…

桃の収穫がはじまりました

5日から桃の収穫が始まった。9月末まで品種リレーして出荷していく。後半戦のスタートだ。作業は午前5時から7時(収穫して小屋に運ぶ)。午前8時から10時過ぎまで選果と箱詰めや箱作り。夕方5時ごろから1時間ほど明日の準備をする。日中は休み。全国で35度を…

売れる桃とおいしい桃の違い

師匠は7月中旬から下旬になると、からっきしやる気がなくなるという。とはいいつつも、仕事はあるわけで朝2時間、夕方2時間とのんびりと過ごしている。昨夕、まどかのシルバーシートを張ってあとは収穫を待つだけとなった。桃の栽培で難しいのは、いかに日光…

山形でも桃は作っています

師匠の畑で作付け面積が一番なのは桃。東京で37年間過ごしてきた私にとっては、岡山、山梨しか思いつかない。それと福島が一大産地なのも大江町に移住して初めて知った。結局は、産地化とブランド化に成功した地域の農作物が都市圏で流通することを改めて感…

作付け計画の考え方

大江町で研修を始めて3ヵ月半が経った。その間、1日も欠かさず考えていたことがある。栽培する品目の選定とどれを主力と置くかだ。師匠はこの辺りの話をよくするし、過去から現在に至るまでの変遷理由をわかりやすく教えてくれるので、それは作付け計画の…

すもも、はじめてたべたよ。

すももの新品種を作りたくて山形県大江町に移住してきたのに、実はすももを食べたことがなかった。本当に。駄菓子屋の赤い着色液につかったすもももどきはあるが、果物としてのすももは収穫した時にはじめて口にした。夏の蒸し暑さで疲れた体で食べたのもあ…

すもも(大石早生)の収穫が終わる

7月4日から13日まで、すももの大石早生(おおいしわせ)の収穫だった。大量になっているから、とにかくもぐ。そして、農協出荷のパック詰めが深夜まで続くと、事前に何度も聞いていたから心構えはできていた。百聞は一見にしかず。市場が休みのため午後休み…

シルバーシートにも種類がある

地面から日光を反射させて色づきをよくするために、収穫予定の2週間前をめどにシルバーシートを張った。師匠の畑で作っている桃もりんごも同様にする。トマトやナスなどの果菜類を作る時に銀マルチを張ると着色しやすいのと同じ原理だ。 ◇A ◇B AとBのシルバ…

雨除けハウスは万全でない

さくらんぼの露地栽培は、雨除けハウス(天井のみビニールで覆う)のことを指す。なかには、これさえせずに文字通りの露地栽培をしている農家もある。雨に弱いさくらんぼなので、コストはかからないがハイリスクなので収益を上げるのはとても難しい。おいし…

贈答品のジレンマ

「果物だったら年1、2回の収穫だから直販できるかな」 そんな安易な考えで有機野菜から果物に転向した私。 「果物をやるのだったら、贈答品のお客さんをいかに多くつかむか。これが勝負だし面白い」とよく口に出す師匠。これを聞いた時、自分の考え方を否定…

さくらんぼはお金がかかる

さくらんぼのことを調べてまず驚いたのは、雨除けハウスを建てて栽培することだった。理由は水に弱いので雨に当たると果実が破裂してしまうから。家庭菜園でトマト栽培をする時、アーチを作りその上にビニルをかけるのと同じだ。梅雨に入る前、5月下旬から6…

さくらんぼは明日で終わり

佐藤錦の収穫が26日(日)に終わり、あしたで紅秀峰の収穫が終わる。もう来年までさくらんぼを食べることはできない。 16日から26日まで朝5時から夕方5時(休憩は朝と昼で計2時間)まで農作業に明け暮れていた。朝5時から7時、8時から10時までは収穫。その後…

佐藤錦をJAへ出荷

今日は朝から夕方までまとまった雨が降った。雨除けハウス内のがおった(枯れ気味)の佐藤錦1本をまるまる収穫した後、パック詰めしてJAさがえ西村山へ出荷した。パック詰めといっても多くの種類があり、それぞれ箱の組み立てや並べ方が違うので熟練しない…

1年間分の玉ねぎを収穫

5日の日曜日、師匠の自宅の畑で玉ねぎを収穫した。双子や極小などの玉はあるが、作柄は概ね良好だった。その数400本。奥さんと一緒に収穫作業をしたのだが、売り物も含めているのかと尋ねると、「すべて自家用です」と返ってきた。来春まで、1年分を作ったと…

さくらんぼの収穫は突然に

6月1日の午後2時半頃から、佐藤錦の葉摘み(さくらんぼの着色をよくするために周辺の葉を摘む作業)を止めて、早生(わせ、早く採れる品種)の紅さやかの収穫をした。この日は、気圧の谷が通過中で大江町は強風に加えて寒かった。そのため、一気に採れ頃…

青年就農給付金の縛り

新規就農について調べたことがある人なら青年就農給付金の制度を知っているだろう。農業はよく補助金の額が多く、給付要件が他の業種より緩いといわれる。ほかの業種で補助金制度がどうなっているかよく知らないが、おそらく手厚いと思う。独立するまで最大2…

1.5%

収穫した果実の数量は、咲いた花の1.5%にすぎない。果樹はおおむねこの数字があてはまると師匠が教えてくれた。下の写真はさくらんぼの花。1つの芽から約20の花が咲くが、さくらんぼとして商品になるのはわずか1から3個。3個なれば豊作というのだから、ほ…

研修生1年目の1日とこれまで

昨日まで夏を感じさせる日差しだったのには朝から雨。午後はくもりだがすっきりしない天気。ということで、本日はお休み。週末に弾丸で帰京していたので、疲れをとるにはいいタイミングだった。さくらんぼの雨除けビニールを今週末に張る予定なので、それ以…

たかが草刈りではない

雨が降ったりやんだりとはっきりしない天気が続く大江町だが、昨日から晴れて夏に向けて一気に加速し始めた。雑草もぐんぐん伸びて、樹の根元が隠れるほどになった。そこで畑ではどこでもやる草刈りが始まる。鎌や刈払機を使うと思いきや、果樹園では乗用草…

受粉と授粉

すもも、ラフランス、さくらんぼ、りんご、桃の花はすべて開花して、今は着果へ向かってる。雌しべに花粉がうまくつけば、果実がなる可能性がぐんと高くなる。その条件は、風がない、暖かい、湿っているの3つ。風があると花粉は吹き飛ばされる。暖かければ…

山菜真っ盛り

山形は春になると山菜をたくさん食べると聞いていたが、毎日、その話題がのぼる。町内の温泉の直売コーナーにも、こごみ、たらの芽などが袋詰めにして売っている。自分は、受入農家さんの畑で採ったりいただいたりしているので、その価格(高い)にびっくり…

米の種まき(ハウス)

先週の19日(火)、種籾をはじめて見た。倉庫の天井から吊り下げれているのがそれで、乾燥させているとのこと。そんなことから、21日(木)の種まきに参加させてもらった。米の種類は、食用米・はえぬき、コシヒカリ。酒米・出羽燦々、美山錦。酒米があるの…

移住して早1か月

慣れない農作業をほぼ毎日していると、疲れは知らず知らずのうちに溜まり、ブログの更新が滞った。米の種植え、さくらんぼ雨除けハウスの建設、人工授粉、高所作業台の運転、山菜採りなど、ネタはてんこ盛りなのだが、ついつい布団に横になってしまった。気…

エンストゼロ運動実施中

電車と徒歩の生活から車が足代わりなって早1か月。軽自動車税の通知が届いたので封を切ると、古い車種になると税金が高くなる制度に変更した案 内と12900円の納付用紙が入っていた。ガソリンは原油が底値を打ったからか上昇基調にあるし、車検は2年に1度、…

灯油ファンヒーターが手放せない

日中の寒暖の差が年中通して大きいのが、この大江町の特徴だ。農作物は、日中に光合成をして、夜間に栄養分を全体に行き渡せる活動をしている。夜 間が寒ければ、人間と同じで活動が鈍り、栄養分はあまり消費することなく蓄えることができる。果樹は糖度が増…

土木作業員見習い

先月28日(月)、先輩Yさんに誘われて土木作業の手伝いをしてきた。 「あぜ道をコンクリート舗装する地域活動のお手伝いだよ」と聞かされて、朝7時半に現地到着。地元の建設会社2名と地域のお年寄りが集まり、すぐに作業を開始した。重機で砂利と土をならし…

桃の花芽を取る、取る、取る

畑での作業は、2日前から桃の花芽を取る作業を1日中、師匠Tさんの奥さんと2人でやっている。桃に限らず、果樹全般に共通にする。これを怠るとよい果実を実らせることができないし、木を殺しかねない。果樹は野菜より派手そうに見えるが、実際は地味な作業…

春の焚き火

研修初日は、桃とりんごの老木を切り倒して焼却した。病害虫の発生を抑えるには焼却が一番よい。この日は、師匠Tさんと一緒に働いている野菜農家のSさんと仕事をした。細かい枝を同じ向きに揃えて、それから重しとして短く切った幹をその上に置く。ただそれ…

新人の優雅な1日

本日から2年間、独立へ向けた研修が始まった。同期は私を含めて5人。地域起こし協力隊を含めると6人で、全員、私より年下になる。 午後2時から町長、その後はJA営農センターの職員、さらにJAさがえ西村山本部で代表理事に挨拶回りをした。世の新入社員と…

師匠Tさんの畑を見学

正式には4月1日から研修開始*1だが、今日は師匠となるTさんの畑見学をするため寮から車を運転して向かった。師匠Tさんとはじめて顔を合わせるわけじゃないが、畑は一度しか行ったことないので道順を覚えるためにも事前に行っておくのは重要だ。 りんご、さ…

行政はそう簡単に卸さない

ろくに仕事もせずに給料だけ高いと常に叩かれる公務員。何をやっているのかよくわからない外郭団体の職員。一方で熱心に取り組んでいる人がいるのも事実だが、それはほとんど伝わってこない。 25日(金)に、やまがた農業支援センターの第1回集合研修に参加…

山を越える

昨日はフリーだったので生活用品の買い足しをしようとリストアップしていたところ、朝8時過ぎに電話が鳴った。相手は1年先輩のYさん。同期のAさんが独立に向けてすももの苗木を植えている畑の手伝いの誘いだった。もちろん、ふたつ返事。急いで準備して家を…

山形県大江町に移住しました

思えば遠くへ来たもんだ。 昨日、山形県西村山郡大江町に住民票を移しました。 東京都で生まれて育って37年間。都内でしか住んだことない私が、すももを中心とした果樹農家を目指してこの大江町に移住しました。なぜ、農業。なぜ、すもも。この辺りをじっく…