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田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

行政はそう簡単に卸さない

 ろくに仕事もせずに給料だけ高いと常に叩かれる公務員。何をやっているのかよくわからない外郭団体の職員。一方で熱心に取り組んでいる人がいるのも事実だが、それはほとんど伝わってこない。

 25日(金)に、やまがた農業支援センターの第1回集合研修に参加してきた。「青年就農給付金」の申請にあたって提出する書類を記入するための講習会だった。青年就農給付金を利用するには、都道府県の農林課の研修生として登録しなければならず、個人申請はできない。受入農家での個別研修とは別に、月1回のペースで集合研修がある。28年度は13人だった。

 書類を記入するために全員集めて説明するというのが、役所そのもの。だが、参加してわかったのはこれがなければ、まず書類不備で突き返されて、挙句の果てには給付の許可がおりない事態になる。書面から読み取れない、独自の記入様式があるからだ。

 4月1日から研修がはじまるのに、給付金が支給されるのは6月というのはおかしい。4月中旬までに全書類を提出して各自が面接をした後、6月に決定される仕組みになっている。本来ならば、1月から3月までに審査して4月に給付金を支給するべきだろう。2か月間すべて持ち出しは新卒の人にはキツイ。他にも必要書類が期日まで間に合わないなど、色々ある。

 とはいいつつも、農林水産省が設計したものなので自治体の担当者に文句を言ってもすぐに改善されることはない。農業に限らず補助金を利用するには、手間と時間がかかる。この時点で書類記入が面倒くさい、担当者の動きが鈍いなどと、不平不満を漏らしていたら、先は非常に暗い。行政の担当者を巻き込んで、目的地へ一緒に伴走してもらうような関係を築けないと、新規就農で独立なんてまず無理だと思う。

 行政を叩いているだけでは、話は前に進みませんよということ。