読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

師匠Tさんの畑を見学

 正式には4月1日から研修開始*1だが、今日は師匠となるTさんの畑見学をするため寮から車を運転して向かった。師匠Tさんとはじめて顔を合わせるわけじゃないが、畑は一度しか行ったことないので道順を覚えるためにも事前に行っておくのは重要だ。

 りんご、さくらんぼ、もも、ラフランスなどくだものフルコースの畑で、広大な斜面にそれぞれの木々が植えてある。iPhoneのグーグルナビで遠回りもしつつも無事待ち合わせ場所へ到着した。だが、ここで大事件が発生。わかりにく場所(実は道なりにくれば迷うことはまずない)に時間通り(午前8時45分)到着して気が緩んだのか、まさかのインロック(鍵をさしこんだままドアをロック)をしてしまった。気づいた時は、ハンドル横にぶら下がるキーホルダーをドア越しに見る始末。しかし、ここで長年一緒に師匠Tさんと働いているIさんが助けてくれた。長い差金を使いきっちりと解錠してくれたのだ。

「しばらく車上荒らしをしてなかったら、15分もかかっちゃったよ」

「ありがとうございます。きっちり労働でお返します」

「体で返してな」

 冗談交じりの会話だが本当に助かった。畑では車に鍵をかけない。出入りする人が決まっているから、車で誰さんとわかるので盗むのが難しいからだ。Iさんは機械整備全般に精通しているらしく、だいたいのトラブルは解決できるという。この人とはこれからも一緒に働くので、全く疎い私は少しでも基本の技術を学びたいと思った。

 気を取り直して長靴を履き、剪定道具を腰に回して畑へ向かった。今日は、桃の苗木(1年生)を植える作業だった。スコップで穴を掘り、苗木を植えて土をかぶせて踏み固める。固めるのは空気を抜く(入れない)ためだそう。石ころは地中に埋めても生育に問題ないのが驚きだった。植え終えたら、側枝はすべてハサミで切る、散髪する。難しい農作業じゃないが、この時期にしかできない年1回の作業だから貴重だよと教えてもらった。70歳まで畑に立つとして、あと33回しか種を蒔けない考えと同じ。

 休憩をはさみながら30本ほどの桃の苗木を2班に分かれて植え、午前中で農作業はおわり。その後、研修計画の打ち合わせをするため師匠宅にお邪魔して、お昼を一緒に食べてから帰宅した。

桃の苗木1年生。

側枝を切ると一本に。新しい枝を芽吹かせるための作業。

下の白い部分が台木。その上に継いで苗木を作るそう。台木は異なる品種らしく、なぜそうなのかはこれから勉強する。

4月から研修する畑の一つ。傾斜はあるが集約されているので、無駄な移動時間が少ない。この上にも下にも果樹園が延々と続いている。

 

*1:青年就農給付金制度では、作業日誌をつけ始める4月1日から研修開始となっている。