田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

あぁ、畝りたい(うなりたい)

 トラクターのロータリーを着けるだけでなく、歯を交換することになる作業ができとても貴重な経験をしました。このロータリーは土を耕運するもので、野菜農家には必須のアタッチメントです。工具はラチェットレンチとメガネレンチを使い、34枚の刃を交換。師匠と2人で半日程度かかりました。

 農機具は一見複雑に見えるけど、着脱や部品の交換はとてもシンプルで誰でも取り扱いができます。ボルトやナット、ピンなどで固定するだけなので、外れたりしないのか不安だがかっちりはめれば問題なく動くから不思議です。

 5年程度使うと刃は半分程度に。土といっても石ころや固い土壌を耕運することもあるから、どんどん削れてしまうからです。交換が終わり試運転をして無事に動いたのをみたら、無性に畝りたくなりました。野菜を作りたい、野菜を。営農計画では野菜を組み入れていないから、より気持ちが高ぶった。

「野菜は手間暇かかって、儲からない」

 常日頃から言われているから、その反動もあるだろう。