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田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

1.5%

 収穫した果実の数量は、咲いた花の1.5%にすぎない。果樹はおおむねこの数字があてはまると師匠が教えてくれた。下の写真はさくらんぼの花。1つの芽から約20の花が咲くが、さくらんぼとして商品になるのはわずか1から3個。3個なれば豊作というのだから、ほとんどが地面に落ちる。

 1本の成木から100kgのさくらんぼが採れるとする。一粒8gとすれば、商品となった花の数は12500。これを0.015で割ると、全体で約833000になる。信じられないかもしれないが、金になるのは僅かである。芽かき、摘果などいい果実を採るために絞り込んでいく作業があるからこれほど少なくなるのもあるが、儚さを感じる。特にさくらんぼは、収穫から出荷まで短期決戦だからなおさら。早生の紅さやかは、来週4、5日に収穫予定。佐藤錦は24、25。紅秀峰は、7月5日頃。

 1.5%の話を聞いた時、大げさだと思っていたが、毎日、果樹の移り変わりを見て農作業をしていると、この数字が肌感覚でわかってきた。