田中、農業はじめるってよ

山形県大江町で2018年に独立を目指しています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

煮詰まってます

田植えの記事を書こうと思っていたら、あれよあれよと夏が過ぎ、もう稲刈り直前の秋になりました。長雨で真夏日がなく、ようやくここ数日、秋空だけどじりじりと太陽が照りつける夏を感じましたが、すぐに曇天と雨に戻り。 来春の独立へ向けて準備してますが…

代かき

田植えは先月末に終わっているんだが、書くのをサボっていたので、代かき(しろかき)について書きます。田植えのまえに必ず行う代かき。何のためにやるかというと、水と泥を混ぜて均一に慣らし高低差を無くすことで、苗が凸凹に植えられるのを防ぐ作業です…

米の種まき

4月25日。午前中で種まきを終えました。土を入れた育苗箱に種をまき、覆土して水をかけて完成。これを苗床に置いていきます。上の写真は、種まきと覆土、水かけをする機械ですが、すべて人力でやりました。取っ手を回しながら、スピードを調整して箱に適量の…

育苗箱に土入れ

先月の23,24日。米の育苗箱に土入れをしました。すべて手作業です。この軽量培土は、字の通り、通常の培土より半分の量で済むため、持ち運びが楽だけでなくコストも安くなります。一袋で15枚前後、作ることができる優れものですが、追肥が必要となるのが短…

苗床作り

米の苗づくりが始まりました。2年目の師匠は米を作っているので、稲作の1年間をしっかり見られます。ビニルハウスでなく、水田に苗床を作り、そこに種籾を蒔いた育苗箱を直接置きます。苗の質はハウスより劣るらしいですが、手間暇は外のほうがはるかにかか…

あぁ、畝りたい(うなりたい)

トラクターのロータリーを着けるだけでなく、歯を交換することになる作業ができとても貴重な経験をしました。このロータリーは土を耕運するもので、野菜農家には必須のアタッチメントです。工具はラチェットレンチとメガネレンチを使い、34枚の刃を交換。師…

研修2年目を迎えて

4月で研修2年目となりました。早いもので大江町に移住して1年がたち、もう春です。ブログ更新は滞っていたのは、ぐうたら癖が出てしまっただけで、病気や怪我も過ごしてます。冬の間のことは振り返りながら書くとして、来春の独立へ向けた動きを中心にサボら…

雪国の冬をどう過ごすか ~ホウレンソウと啓翁桜~

大江町は山形県内では雪が少ない地域だが、例年150cmは積もる。雪が降る期間、農家はどうやって過ごすか。これは大きな問題だと思う。除雪作業をする、スキーのインストラクターをする、作物を作る、剪定をしてのんびり過ごす、など農家によって様々だ。うち…

りんごのふじは別格

2月半ばになると、りんごは青森県の独占となり、8月末までスーパーの棚に並ぶ。全国シェア60%*1に迫る圧倒的な量を生産していて、長野、山形、秋田を合わせても歯が立たない。蜜が入ると味の劣化が早くなるので、いかに蜜を入れずに作るかで勝負している。…

おいしいラ・フランスを食べたことがない!?

年末に帰京したら「おいしいラ・フランスをありがとう」と、多くの人に言われた。ラ・フランスは苦手だったけど、あれはトロッとして歯応えもあり、はじめておいしく食べたという人も。 帰省する前に師匠の家へ挨拶に伺った時、資材屋の方とラ・フランスの話…

週3回を目標に更新したい

謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます ブログの更新が滞ってしまったので、今年は週3回を目標に更新していこうと思う。 明日やろうでなく、今日やる。林修先生の「今でしょ」を実行していきたい。 今年4月で研修2年目となり、来年4月には独立する予定…